郵便局に行ったついでに、
薬局とスーパーを覗いてみた。
東京都で外出自粛要請が出た直後には
入口を半分閉めて導線を限定していた薬局は、
今日は入口全開、なんとオープンから3時間くらい
経っているのにトイレットペーパーの在庫があった。
生理用品もかなり品薄だったのが、今では十分、
選べる程度の品揃えになっている。
スーパーは平日午前中らしく、それほど混んでいない。
すっからかんだった冷凍食品売り場も、
店のおにいさんが商品を補充していて、たんまりある。
生鮮食品も肉や魚もいつも通り。
こないだは完全に一過性の買いだめパニックだったのだな。
こんなんで首都封鎖なんかしたら、
再びパニックが起こるだろう。
全く必要性を感じない。
友人がかなり焦っていて、いちいちロックダウンの噂を
SNSで流してくるけど、浮き足立っているようにしか見えない。
経済活動が停滞することのリスクを言ってみても
聞く耳を持たない。
働く場がなくなり、給料が入ってこなくなる事態など
きっと考えてもいないだろう。
そして「今は命を守ることのほうが大事だ」と
言うに違いない。
けど、たとえば東京都だけ指定して
緊急事態宣言を出したって、
皆が逃げ出し、かえって全国に
ウィルスが広がるだけだろう。
かかるときはかかる。
死ぬときは死ぬ。
もちろん、うがい手洗いなどの予防は大事。
でもコロナになったらなったで、
せめてほかの人にうつさないように
するしかない。できることはそれだけだ。
メディアが流すコロナ騒ぎと、
眼の前に広がる日常との乖離が甚だしい。
コロナのせいで報道されないニュースが
どれほどあるだろう。
私はそっちのほうが気になる。
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